PythonTeXでJulia

TeXWikiみてたらPythonTeXなるものを知った．
気になってみてみるとJuliaもつかえるらしい．
というわけで早速試してみた．

和差積算の問題を自動生成するサンプル．

タイプセットは以下のコマンドで

Julia - cの関数を呼ぶ

Juliaのマニュアルに記載があるように，Cの関数がラッパなしに呼び出すことができる．
自分で作った関数も簡単に呼べる．例えば以下の様なコードの場合を考える．
  lib.cとして保存し，以下のようにlib.oを作成する．
  早速Juliaからfunc1とfunc2を呼んでみる．
  こうやってもよい．
  ポインタを扱う場合はこんな感じ

Julia - Getting Started

公式サイト(http://julialang.org/downloads/)にあるように，PPAのリポジトリを追加する．

IJuliaを使う場合は次も実行．
 
足りないパッケージは適宜追加する．

以下，どうでもいいこと．
Julia関連で調べものをする際は，"julialang"で検索する．
"julia"で検索をかけると女性が沢山引っかかる．

Support Vector Machine Demo

昔ActionScriptで作ったSVMのデモをJavaScript&HTML5で．
推奨ブラウザはChrome．

fgenkoスタイル

原稿用紙で提出する課題が出ました。
てなわけでTeXで原稿用紙書きできるものはないかと探してみると、fgenkoスタイルなるものを発見。

fgenkoスタイルの導入方法は次のQ&Aを参考にしました。

http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/41710.html
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/41711.html

適当にまとめると、

1. texmf-local/ptex/platex/genko/ に genkou.cls, tgenkou.clo, ygenkou.clo, ribon.clo, binsen.clo, genkomac.sty, genkouid.tex, genkin.tex の8つのファイルを入れる。
2. texmf-local/fonts/tfm/ptex/genko/ に gerib10.tfm, gmin10.tfm, gtmin10.tfm の3つのファイルを入れる。
3. texmf-local/fonts/source/ptex/genko/ に grib10.mf を入れる。
4. makejvf gmin10 rml, makejvf gtmin10 rmlv のコマンドで作成される gmin10.vf と gtmin10.vf を texmf-local/fonts/vf/ptex/genko/ に入れる。 

これでplatex→dvipdfmxで原稿用紙pdfが作れます。

縦書きのサンプル。

三目並べっぽいもの

研究室のメンバーとiPadのお絵かきツールでマルバツゲームをしていた際に考案した三目並べのようなもの。
以下のルールで六角形の盤面を埋めていく。

• 同色の三角形を3つ隣接させたプレイヤーの勝ち
• 連続して同色の三角形を配置することはできない

トーナメント戦を実施した結果、

「操作がわからん」「なにコレ?」「引き分け多過ぎ」「研究しろ馬鹿」

という感想を多数いただいた。とりあえず公開。

TeXでグラフ

図を作るのって結構難しい。
データに情熱をもっているならば、それを表現するためのグラフの作成にも情熱を注ぐべき。
正しいイメージを伝えるためにもわかりやすく美しく。
もちろん捏造は厳禁ですが。
まぁ、要するに綺麗なグラフをつくろうって話です。

とりあえずオススメな方法を二つ

- PGFPlots

丁寧なマニュアルがあるので詳しくはそっちを。もちろんPGFが必要です。
texample.netに簡単なサンプルがあるので試してみたい場合は要チェック。
日本語を扱う場合はタイプセットにeplatexを使う必要あり。

- gnuplot + lua + tikz
gnuplot-lua-tikz.sty(gnuplotに同梱)とgnuplottex.styを使ってTeXからgnuplotを呼ぶ。
gnuplotに慣れていればすぐに使える。

excelやgnuplotでグラフをepsやpdfに出力してから貼り付けるより楽、データの修正や追加も楽、フォントも統一されて綺麗。


gnuplot+lua+tikzのサンプル